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 ハサンです。

 数日前、ロストロポーヴィチの指揮によるショスタコーヴィチの交響曲全集12枚組を半ば衝動買いしました。何せ買ったばかりなのでまだほとんど聴きこめていないのですが、今のところ素晴らしく満足しております。
 御存じのとおり、とかくショスタコーヴィチの交響曲というのは、聴く側の気分や演奏如何によって退屈であったり馬鹿馬鹿しく聞こえたりもするのですが、それと表裏一体にロシア音楽の特徴である(と僕が思っている)「全力投球でごり押し&臆面も無く感情移入」が遺憾無く発揮された音楽でもあるわけで。さしあたり僕の好きな5・7・10・14番あたりを聴き進めているのですが、さすがドミートリイ・ドミートリエヴィチ翁に直接師事したスラヴァ、どれも下品すれすれなまでに(失礼)テンションが高く、稀代の名演が醸されていると思います。まさに「濃厚辛口」といった風情。「酔いしれる」より「酔っぱらう」のが吉ですね。
 思えば、かたやショスタコーヴィチは、当局から干渉と圧力を受け続け、「プロパガンダ作家」とまで貶されながらもソ連に留まり自己の表現を模索した人であり、一方のロストロポーヴィチは、表現の自由を求めて当局と衝突し、西側に亡命しながらも常に心はロシアにあった人。そう、税務署や銀行とのやりとりに四苦八苦しながらも朝日印刷を経営するタコ社長と、親父と喧嘩してとらやを飛び出しフーテン暮らしを送るものの柴又が忘れられない寅さんに、その姿が重なります。って無理矢理ですか?

 さて、融解建築は、明後日(日付的には明日)レコーディングを行います。次のライブはまだ決まってませんが。その節はまた宜しく。
 では。
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